ヘアカラー(毛染め)に関しての質問

HAIR Q&A 〜 HairColor 〜

ヘアQ&A 〜ヘアカラーに関しての質問〜

ヘアカラー(毛染め)に関してリプリゼントのカラーリストによせられる疑問にQ&A形式でお答えしています。

カラーにはどんな種類があるの?

主に4つのタイプに分類されます。

カラースプレー、カラークレヨンなど

髪の表面(キューティクル)だけに染料が付着するので、一度のシャンプーで簡単に洗い流せます。

ヘアマニキュア(酸性カラー)

脱色効果はなく髪の表面(キューティクル)及び内部にも浅く染料が吸着します。
セロハンを髪の表面にのせた様な状態ですので、髪を保護しツヤ感をだしやすい。髪を傷めたくない方や鮮やかな色を求めている方に最適です。またオシャレ染め、白髪染めのどちらにも適応します。シャンプーをするたびに全体の色味が徐々に落ちていくので1〜1.5ヶ月程しか色が持ちません。

アルカリカラー(酸化染料)

脱色と染色を同時に行い、髪の内部深くまで染料が浸透し化学的に発色します。
明度や色調が豊富に揃い様々なカラーリングが楽しめますが、酸性カラーと違い脱色効果があるぶん髪へのダメージはあります。また個人差はありますが、1〜2ヶ月で退色し始めますが、オシャレ染めから白髪染めまで幅広く対応する事が可能です。

アルカリカラーの中には、低アルカリカラーがあります。染色の仕組みは同じですがアルカリの量が少なく比較的ダメージを抑える事が出来ます。ですが脱色効果が弱いのでアルカリカラーほど明度があがらないぶん、白髪染めや髪を傷めたくない方に適応します。その他にアルカリ量がさらに少ない酸性酸化染料タイプもあります。

ブリーチ剤

ブリーチとは漂白を意味し、脱色作用で毛髪のメラニン色素を分解し、髪の内部から明るくする効果があります。染料が全く含まれていないため、色味をつけることはできませんが、オシャレ染めのハイライトやカラーチェンジに適応します。他のカラー剤に比べて脱色効果が最も高く髪への負担も一番かかります。

その他

この他にもヘナや草木染めなどの植物性染毛剤もありますが、低アルカリカラーや酸性酸化染料タイプと同じ様な効果をもたらします。ただ色のバリエーションが少なく、染まりが化学製品に比してあまりよくありません。

オシャレ染めと白髪染めの違いは何ですか?

一般的に薬剤自体がグレイカラーとファッションカラーとに分かれています。

グレイカラー

白髪を求める効果が強い染料が入っているため、明度に限界があります。通常7トーンくらいまでの薬剤が多いですが、それ以上の明度を求める場合は、グレイカラーにファッションカラーを調合して染色する方法もあります。
ただし明度を高くするほど、白髪の染まりは浅く浮いた状態になります。

ファッションカラー

明度や色調が豊富に揃い様々なカラーリングが楽しめます。薬剤の種類や明度によっては白髪染めにも対応する事が可能ですが、基本的には単品での使用で染色するのは適していません。

白髪は染めた方がいいの?

黒色背景の肌色白色背景の肌色 同じ明るさの肌色を、黒とグレーで囲んでいます。どちらの肌色が明るく見えますか?

個人の好みもありますので、必ず染めた方が良いとは言えません。
ですが色の対比論(囲んだ色と囲まれた色の対比の事。1色は地の色によって見え方が変化します。)からいくと、明度対比(明るい色で囲むと暗くなり、暗い色で囲むと明るくなる)にあたります。この理論だと白髪を染めないと顔色はクスみ老け込みます。
だからといって黒に染めてしまえば、シミやソバカスが目立ってしまいますので、[reprizent]では、お客様にあったブラウンカラーをお進めしています。

自分には何色系の髪が似合うのか?

どんな色の系統でも明度や彩度をかえることで似合う色は作ることができます。
例えば画材(絵の具や色鉛筆)でオレンジ色を作る時、白や黒を足して明度を控えたり、赤や黄色を足して彩度を変えたりと、様々なオレンジ色をつくる事が可能です。
カラーリング剤も同じ要領で多数の色を作り出すことができます。

[reprizent]では、お客様の髪質、骨格、肌や瞳の色、メイクやファンションなど、トータルで診断させて頂き、そこへ季節感やトレンドを付け加えて提案しています。

顔は髪の毛に囲まれるため、髪の色の少しの差で、顔色が悪く見えたり、肌がくすんで見えたり、顔が大きくみえたりします。
また、髪の色と眉の色のバランスは顔の印象を大きくかえてしまいます。
自分にあったカラーをすることで、より洗練された健康的な美白美人を目指してください。

ウィービング、スライシングとは?

一般的に薬剤自体がグレイカラーとファッションカラーとに分かれています。

ウィービング

全頭に明るさや立体感、動きを表現する方法。スライスカラーを細かく分けたもので、全体をぼかす効果もあります。

スライシング

躍動感や束感を強調させるスライスカラー。髪が動くたびに表情が変わりウィービングよりも目立ちます。

リプリゼントのウィービングやスライシングはその丁寧なホイルワーク技術に定評があります。

ずっとリタッチ(根元)だけ染めていても良いのか?

同じ色の場合は、毛髪に対するダメージを考えると、リタッチ(根元)だけの方が良いのですが、リタッチをし続けていると毛先の褪色が進みますし、脱色度合いによってムラの原因となります。必要以上に全体をカラーリングすることはありませんが、褪色もダメージの1つの要因となりますので、カラーチェンジ以外ではお客様の髪質やダメージ度合いによって2〜4回に1度のペースで全体を染める事をオススメします。

リプリゼントでは、常にきれいに染めていたいお客様のためのメンテナンスメニュー(ヘアカラー)をご用意しております。

美容室でのカラーと市販のカラーの違いは?

美容室のカラー剤と市販のカラー剤は、ほぼ成分上では同じです。
ただし美容室ではお客様の髪質やダメージ度合いによって、薬剤を調合しますし、カラー前の前処理(ダメージ毛への栄養補給)などをしっかり行った上で施術していきます。

施術もダメージを最小限度に抑えられるように注意して薬剤を塗布していきますが、ご自宅でカラーされる場合は薬剤をのせすぎたり必要以上に力を入れたり、コーミングしすぎたりなど、数々のダメージ原因となるムラや毛先の損傷、頭皮の炎症等の問題が生じます。

リプリゼントでは、常にきれいに染めていたいお客様のためのメンテナンスメニュー(ヘアカラー)をご用意しております。

カラーをする必要性は?

毛染めが私たちの生活に取り入れられた歴史は古く、古代エジプト時代にさかのぼります。その頃は花や木、草など自然のものや鉱物性のものなどが利用されていました。

今日では市場にたくさんのカラーリング剤があふれ美容室でのカラー率も高くなり、単に白髪を染めるだけにとどまらず、オシャレの一環として好みや雰囲気、服装にあわせてメイクするのと同じように、自分のイメージ作りのためにカラーリングする方が増えてきました。

自分自身をより一層引き立たせる一つの手段として、カラーをする事を[reprizent]ではオススメします。

黒染めするとカラーチェンジはできないのか?

基本的にはオススメ出来ません。
特に自宅で行った場合や黒にする前のダメージ度合いがひどかった場合、黒でも青光りしている様な場合は、髪への定着が強く普通のカラーリング剤(アルカリカラー)の脱色力では、明るくする事が不可能です。そこでどうしてもカラーチェンジがしたい方にはブリーチ剤を使用しなければ、黒の色素を抜く事が出来ず、髪への負担もかなりかかってきますし、ムラになる可能性、色持ちの悪さ、色によってはキレイに発色する事が出来ない恐れがあります。

イエロー系、マット系、アッシュ系などは、特に難しく黒染めに含まれる赤やオレンジ色素が地毛の赤系色素と固く結合してしまい、ブリーチをかけても毛髪内部に残留しており、イエローやマットの色味をのせても、発色する効果を弱めてしまいます。黒染めをした場合は最低でも3ヶ月から半年くらいの期間は、カラーチェンジが出来ないという心づもりが必要ですが、しなくては行けない時は黒に近いダークブラウンか、黒でも定着力の弱いカラーリング剤などを[reprizent]では提案しています。

カラーとパーマを同時にすることはできますか?

パーマとカラーは一緒にしない方が良いと言われていますが、パーマやカラーなどの薬剤の毛髪へのダメージは言うほど変わりません。同日にパーマとカラーをしても薬剤を塗布する前に毛髪に不足した栄養分を補修しながら施術していけば問題ありません。ただしかなりの損傷毛や施術内容、頭皮の状態などによって出来ない場合もあります。一緒にしたから傷むというわけではありません。

実際の施術順序ですが、パーマやカラーの出したいウェーブや色味によって異なります。たいていの場合はパーマを先にする方が多いです。それはカラーを先にするとパーマ液で色味が流れてしまうからです。パーマもカラーも完全に定着するのに1週間〜10日かかります。その間は必要以上のシャンプーは控えましょう。

本来は、パーマをして1週間ほど経ってからカラーをするのが理想的です。
ただお忙しい方のためにリプリゼントでは髪に栄養を与えながらカラーとパーマを同時に施術するメニューをご用意しています。
極力髪にダメージを与えることなく施術することが出来ます。

カラーをした髪にシャンプーはどんなものを使えばいいの?

カラー毛は、色持ちの事も考え、カラー専用のシャンプー、トリートメントを使う方がいいでしょう。普通のシャンプー剤には、カラーの色味までも洗い出してしまう成分が、含まれているためカラー専用シャンプーを使用する方が色が長持ちし、カラーによってはパサ付きのある髪もうるおいを与えながら洗浄してくれます。

カラー後の毛髪は、アルカリ性に傾きキューティクルが開いた状態になっているので、これを防ぐにはキューティクルをひきしめ、閉じさせる事が重要なのです。そのために[reprizent]では、カラー後は専用トリートメントでケアしてあげる事をオススメしています。パーマ後にはパーマ専用トリートメントもオススメです。

プールや海にいくとなぜ金髪(赤茶けた髪色)になるの?

それは単に水に塩素が入っているからです。また夏の昼間の強烈な紫外線の影響もあります。

傷んだ髪の毛はどうしてすぐ色が落ちてしまうのか?

毛髪のダメージは、外的要因(冷暖房による乾燥、ドライヤーやホットカーラーの熱、不必要なブラッシング、摩擦)や内的要因(パーマ液やカラー剤による影響)など、原因はたくさんあります。

パーマやカラーを何度も繰り返している毛髪は、毛の内部(キューティクルの内)にあるケラチンやコラーゲンなどの栄養分が薬剤による損傷をともなって、キューティクルの外側に流失してしまい、毛の内部がカスカスになってしまいます。その栄養分のない毛髪にカラーをしても、薬剤との結合が弱いため健康毛に比べ褪色が早くすぐ元の色に戻ってしまいます。

そして日本人の多くの人は、赤い色素を強く持っているのでカラーが褪色すると赤っぽく、オレンジっぽくなってしまいます。またハイダメージの人の毛髪は、金髪になり毛先は白っぽくなってしまいます。褪色しきる前にカラーをする方が色味が定着しやすいので、長持ちしやすくなる訳です。だいたいの目安は1〜2ヶ月ぐらいです。

[reprizent]では、少しでもダメージが少なく色持ちが良くなるように、ダメージ部分によって薬剤を変えて塗布したり、薬剤の調合でよりきれいな髪の色を保てるようにしています。

皮膚が弱いとカラーはできないのか?

皮膚の弱い人は、女性は特にその日の体調によってもありますが、皮膚にカラー剤が付着すると炎症を起こしたり長時間、痛みを我慢してカラーすると、水ぶくれができ、やけど状態になる事もあります。一度そうなってしまうと、次回のカラー時にカラー剤が皮膚に付着すると皮膚が拒絶反応をおこしてしまい、カラー剤でカラーができなくなることもあります。

そういうことが無いようにカラーの塗布時に頭皮につかないように、根元を少し浮かし根元から毛先にかけてグラデーションにすることもできます。

皮膚に付いたカラーは、すぐとれますがグレイカラーなどトーンの低いものは、とれにくい場合があります。万が一付着した場合はカラー用のリムーバーで除去します。また洗顔やシャンプーをすると自然に落ちていきます。ただ爪に付いた場合は、爪自体に毛髪と同じ成分で形成されているので、染まってしまってとれなくなる場合があります。

スタイリング剤がついたままカラーしてもいいの?

カラーの場合は問題ありません。カラーは毛髪内部(キューティクルの内側)に浸透し、結合するのでキューティクルの外側に付着しているスタイリング剤は影響しません。しかし、ハードスプレーやジェルなどでバリバリに固めていると、塗布するときに無理なコーミングなどで髪を傷めてしまうおそれがあるので、洗い流してからカラーをします。

マニキュアの場合はカラーと違って、キューティクルの外側に付着、結合するので塗布前に軽くシャンプーし、スタイリング剤や汚れを洗い流してから施術します。

ハイトーンの人は何色にカラーをしても、グリーンぽく発色するのでしょうか?

ハイトーンになってしまっている毛は、カラー剤の結合が難しいほどすぐ色味が落ちてしまいます。日本のメーカーのカラー剤には、日本人が赤味の出やすい髪質を考慮して、赤味を打ち消す反対色のグリーンを調合しているため、赤い色素の流失したハイダメージ毛はその影響でグリーンを発色しやすくなってしまうのです。

マットカラーとグロスカラーの違いは何ですか?

マットカラーとは?

一般的なおしゃれ染め、白髪染めです。自由自在なトーン調節、幅広いバリエーションでなりたいイメージにより近づくことが出来ます。ファッション的感覚でイメージチェンジでき、黒染めから明るい白髪染めまで対応可能です。

グロスカラーとは?

ヒアルロン酸、コラーゲン配合で深みがあり上品で華やかなツヤ感にこだわったカラーです。白髪との相性もよく、その深みがある質感やカラーラインにより肌のくすみやシミを目立たなくする美肌効果、輪郭を引き締める小顔効果が期待できます。

リプリゼントはマットカラー、グロスカラーともにおトクなヘアカラーのメンテナンスメニューが充実!

ヘアカラー後、伸びた髪の根元や白髪が気になる‥‥と、お家でホームカラーや泡カラーなどで対応されている方もたくさんおられますが、

  • 「ちゃんと染まらない」
  • 「ダメージが気になる」
  • 「ムラムラになる」
  • 「手間がかかる」
  • 「色持ちが悪い」

などなどのお声も多いようです。

リプリゼントでは、常にきれいに染めていたいお客様のためのメンテナンスメニュー(ヘアカラー)をご用意しております。