毛髪やヘアケアに関しての質問

HAIR Q&A 〜 Hair Care 〜

ヘアQ&A 〜毛髪やヘアケアに関しての質問〜

ヘアケアや毛髪のことなどに関してリプリゼントの美容師によせられる疑問にQ&A形式でお答えしています。

リンスとトリートメントの違いは?

 リンスは髪の毛に自然な光沢と柔軟性を与えて、クシやブラシの通りを良くし、毛髪の表面を保護するとともに、静電気を防止して毛をまとめやすくすることを目的として用いられます。またトリートメントはリンス剤のコンディショニング効果をより強めたものです。リンス剤の成分が毛髪の表面に吸着するのに対して、トリートメント剤は損傷した毛髪の内部まで浸透させて健康な状態に近づけることを目的として用いられます。

 リンス剤には、フケやかゆみを防止するものや清涼感をもたせるもの、脱毛防止、育毛などの効果を与えるものがあります。トリートメント剤は浸透した成分が毛髪を内部から強化し、損傷が進行するのを防いだり、毛髪水分の蒸発を抑制したりします。ヘアパックやヘアコンディショナーなどの名称をもつものもリンスと同じような製品が多いです。

トリートメントとリンスの両方をする場合は、トリートメントを先にしてからリンスをします。

白髪はなぜ生えてくるのですか?

 白髪の生えてくる年齢にはかなりの個人差があり、白髪の発生には遺伝が大きな役割を演じています。白髪が生える原因としては毛髪の色素であるメラニンをつくる毛色素細胞の働きが衰えたり、なくなったりするためです。しかしその根本的な理由は現在でも完全にはわかっていません。

 白髪は一種の老化現象であり、また強い精神的ストレスによって白髪が促進されることもあります。この場合はストレスを受けてから数ヶ月〜1年余りにわたって白髪化が促進されるもので、一般的には一夜のうちに白髪化することはありません。いったん老化現象として白髪になるとこれを黒くすることは現代の医療ではできず、美容室などで毛を染めるより他に方法はありません。

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髪の毛が抜けるのはなぜ?

 脱毛の原因は完全に解明されたわけではありませんが、主な原因として毛包や毛乳頭を取り巻いている毛細血管の血液量の減少による機能低下。皮脂の過剰分泌とフケの異常発生などにともなう細菌感染などによる頭皮の生理機能の低下、男性ホルモンが関与する毛包の機能低下の3つが主な原因と考えられています。

 特に男性ホルモンが関与しているものは、俗にハゲと言われる男性に多い脱毛症です。これは男性ホルモンの影響で休止期にある毛髪の割合が高くなり、毛髪の周期が短縮して、毛包が小さくなり、毛が次第に細く短くなっていきます。これは遺伝的な要素も大きく関係してきます。また加齢も関係しているので、一種の老化現象とも考えられます。脱毛を完全に予防することは現在の医学では出来ませんが、ある程度進行を阻止したり、一部に毛をはやすことが出来たりもします。

 脱毛はしばしばフケ症が最初に起こり、これがいっそうひどくなると脱毛が促進しますので、まず頭皮の皮脂を落とし毛穴を清潔にして、養毛剤を使用し毛穴から髪に栄養分を与え、マッサージをして頭皮や毛母細胞に刺激を与えてあげることが重要です。

《頭皮の状態をチェック》

スキャルプシャンプー

リプリゼントでは、脱毛予防のメニューとしてスキャルプシャンプーという技術を提供しています。これは現在の頭皮の状態をマイクロスコープで確認し、その上で頭皮にあったシャンプー剤を使用して独自の技術を施術。そして清潔になった頭皮から栄養分を補給するものです。施術前後にモニターで頭皮の拡大映像を見ることで、より効果を実感して頂くことができます。

スキャルプシャンプー 2,625円(税込)

シャンプーやリンス、トリートメントにはどんな種類があるのですか?

シャンプー剤は、頭皮や毛髪に付着した汚れを除去することを目的に作られていますが、洗浄剤だけでは皮脂を除去しすぎたり、きしんだり、毛髪を損傷する原因になったりしやすいので、最近ではほとんどのシャンプー剤やリンス剤にコンディショニング剤が配合されています。

コンディショニング剤には様々なものがあり、それぞれに効果が異なります。洗浄効果を主としたシャンプー剤は脂性の人に使用するもので、油成分の配合が少なくなっており、洗浄力が強いので脱脂効果があります。

ヘアケア剤は様々な目的で作られており、お客様個々の毛髪や頭皮の状態が異なるため、サロンで相談して選んでもらうのがおすすめです。

乾燥した毛髪、頭皮の人向き

油性効果を主としたシャンプー剤は乾性の人に油分を補う目的で用いられます。シャンプー剤中にラノリン、レシチンなどの表示があると油性効果を主としたシャンプー剤にあたります。効果としては洗浄力を多少抑えて、皮脂を取りすぎず油分を与えます。

カラーやパーマヘアの人向き

酸性効果のあるシャンプー剤、弱酸性のシャンプー剤はヘアカラーやパーマ、ストレートなどその他の施術でアルカリ性に傾いていたんでいる毛髪に用います。カラー、パーマ専用シャンプーなどはほとんどが酸性または弱酸性シャンプー剤なのです。

脱毛対策や頭皮の洗浄が目的の商品

その他にも殺菌効果のあるジンクピリオンなどの薬剤を混入したフケ取り用シャンプー剤やメントールが配合された清涼感のあるトニックシャンプーなどがあります。

リンス剤について

リンス剤には、カラー、パーマした毛髪は乾燥しやすいためレシチンやラノリンなどの油分やタンパク質の効果を主体としたものや、乾性タイプの方のために油性効果を主体としたもの、フケ症の頭皮には殺菌効果のある原料が配合されたものがあります。多くのリンス剤には静電気を抑えるカオチン活性剤が入っています。

髪の毛を育てるにはどうしたらいいですか?

毛髪は毛母細胞というところでアミノ酸からつくられ成長して押し上げられます。しかし皮脂などで毛穴がつまると、作られた毛髪の出口がなくなるのです。その結果、毛母細胞は細胞分裂をやめ髪の毛の成長をストップさせて、やがて抜け毛になります。

つまり皮脂などで毛穴がつまると新しい毛が生えてこなくなったり、現在の毛もやせ細っていくのです。 では育毛にはどうすればよかというと、まずは頭皮の毛穴を塞いでいる「古い角質」や「皮脂」などの老廃物を取り除いて、毛細血管の決行を促進し毛母細胞を活性化させるのが育毛、養毛の条件です。洗浄効果が強くて、殺菌効果のあるジンクピリチオンなどの薬剤を混入したシャンプー剤やメントールなどが配合されて血行促進を促すトニックシャンプーなどが効果的です。

その後に養毛剤やヘアトニックなどを利用するのがよいでしょう。ヘアトニックは配合されているエタノールが血液を循環して生理機能をたかめ、毛乳頭の働きを活性化させますので、フケやかゆみの抑制、脱毛防止、発毛促進などの効果があります。

なぜ枝毛はできるのでしょうか?

健康な髪はキューティクルが10層以上にも重なって毛の内部をしっかりと守っています。このキューティクルは非常に繊細で、パーマやカラーのしすぎ、乱暴なブラッシング、紫外線、ドライヤーのかけすぎなどで簡単に欠けたり、壊れたりします。髪が濡れた状態のときに特に壊れやすく、シャンプーをするだけでも傷んでしまうことがあります。しかもキューティクルの一部が欠けると、そこからボロボロに崩れだしてしまい、ダメージは内部まで広がります。キューティクルの内側は細い繊維細胞の集まりで、繊維と繊維の隙間を接着剤の役目をするタンパク質が詰まっています。

キューティクルが剥がれ落ちると、繊維細胞やセメント物質はむき出しの状態になってしまい、シャンプーのたびにセメント物質が流れ出し繊維の束がバラバラにばらけはじめ、傷みが続くと枝毛や切れ毛になってしまいます。

枝毛は治りますか?また予防するには?

一度傷ついてしまうと、元に戻らずどんどんひどくなってしまいます。枝毛や切れ毛がひどい場合は、良く切れるハサミで枝毛の上2〜3cm上のところで、髪に対して直角にカットします。斜めにカットすると毛髪の断面積が広くなり、逆に枝毛や切れ毛になりやすくなってしまいます。枝毛、切れ毛になりやすい方は、通常のお手入れにトリートメントをプラスしましょう。トリートメントは毛先の傷んだところに重点的につけます。すぐに流しても効果はありますが、2〜3分置くとさらに効果的です。また蒸しタオルで温めたり、お風呂場など湯気のあるところでは、キューティクルが開き髪の内部まで浸透します。

また普段の生活でも予防できるポイントは、クシやブラシでとかしながら髪を洗ったり髪をこすりあわして洗わない。髪を乾かすときはタオルで水気をよくとってから低温のドライヤーで乾かしたり、帽子や日傘で紫外線を避けたり、食生活の面ではタンパク質は美しい髪を作り、カルシウムは髪にツヤを与えます。日頃からの髪への気配りが枝毛を作らない大切なポイントと言えるでしょう。

ドライヤーを使わないで自然乾燥しているのに傷むのはなぜ?

ドライヤーの熱風は確かに髪を傷める原因の一つです。しかし自然乾燥だからといって全く髪を傷めないわけではありません。タオルで髪をゴシゴシこすって拭いてはいませんか?髪を挟むようにしてやさしくポンポンが基本です。何度もくり返して水分を出来るだけ残さないようにしましょう。

濡れた髪は膨潤してキューティクルが立ち上がりとても傷つきやすく、摩擦や刺激に弱いのです。しずくが垂れるほど濡れたままではダメです。濡れたまま寝てしまうのも、枕にキューティクルがこすりつけられて刺激は大!ドライヤーの熱だけに敏感になるのではなく、とにかく髪をいたわる気持ちを持ってください。

また、「髪が傷んでいる」と悩んでいるお客様のなかには、「傷んで見える」だけで「傷んでいない」お客様が多くみられます。
もし傷んで見えることが悩みの種であるならば、傷んで見えないようにすればいいだけなのです。

方法としては、
★ 傷んで見えるチリツキをとるパーマやトリートメント
★ バサバサに見える色を艶っポク見せるカラー
★ フワフワ浮きすぎていたんで見える髪の毛をおさえるヘアケア材
などさまざまです。
是非、スタイリストにご相談下さい。

最近急に毛質が変わったような気がします。なぜですか?

髪質への影響として大きいのは「ストレス」「水質」「食生活」「生活スタイル」で中でも水質はかなりの影響力をもっています。水道水は各自治体で管理されているため、水源が違えば水の中に含まれる「ミネラル」の種類や量も違ってきます。特にカルシウムは水の旨味には良いのですが、髪の毛がゴワゴワになったりもします。

例えば沖縄地方は石灰の影響が大きく、パサパサ感があったりパーマのかかりが悪かったりと影響があります。食生活でタンパク質を摂ることは良いことです。但し摂りすぎると体内でコレステロールに変化してしまいますので注意が必要です。もうひとつ大事なことは「ミネラル」をしかっり摂ることです。髪の毛を作る材料は、タンパク質から変化したアミノ酸ですが、髪の毛を作る働きを助けるのがミネラル類です。海藻類には良質のミネラルが多く含まれていますので積極的に摂取しましょう。

雨の日になると髪の毛が広がるのはなぜですか?

まず一番の原因は髪質にあります。特にクセ毛の人は髪の毛に含まれる水分量が少ないためにいくらブローをして、しっかりスタイリングしても空気中に含まれる水分が髪の内部に入り込んでしまうため広がってしまいます。

さらに頭のカタチもそこに影響されます。クセ毛でない人もカラーリングやパーマ、紫外線で痛んだ髪は本来健康な髪はその内部の水分量がどこを見ても一定なのに対して、痛んだ髪は水分を含むことができなくなっているため、空気中の水分の影響を必要以上に受けてしまいます。これを防ぐにはふだんからのケアが大切です。保湿効果の高いトリートメントを使い、水分を補ったりスタイリングの際には、濡らした状態で保湿クリームを全体に付けて保護して下さい。

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正しいシャンプーの方法を教えて下さい。

正しいシャンプーの方法というのはこれというものはありませんが、間違ったシャンプーの方法は少なからずあります。また髪の成長のために良い方法もあります。ここではリプリゼントが推奨するシャンプーの方法をご紹介します。

正しいシャンプーの方法

1 よくすすぎ洗いをして、髪の表面や地肌に付着したホコリなどを洗い流します。このとき、髪の毛や地肌にしっかり水分を浸透させることが重要です。
2 少量の水で溶かしたシャンプーを、頭皮の何カ所かにわけてつけ、両手で円を描くように泡立てます。
3 頭頂部から洗い始め、生え際に向かって洗います。頭を上から見て8方向に洗うと洗い残しが少なくオススメです。
4 洗い方は髪の根元から毛先に向かって指のハラでやさしく揉むようにして洗います。
5 地肌をしっかり洗いましょう。その際髪の毛を地肌になるべく擦りつけないようにして下さい。また爪を立てると髪の毛や頭皮に傷ができる恐れがありますので、指のハラを意識しましょう。地肌を洗うときは、横の動きだけでなく、指をすこし開いた状態で頭皮につけ上下に動かすことで縦洗いができます。縦と横で洗うことで洗い残しがなくなります。
6 耳のまわりやかゆい部分は、指をたてて細かく小刻みに動かしましょう。爪が長く指先をたてて洗えない方は指のハラでも大丈夫ですから小刻みに洗いましょう。
7 後頭部の生え際の部分は、洗い残しが多い部分です。念入りにしておきましょう。
8 すすぎは念入りに行って下さい。すすぎが足りないとかゆみが出たり、毛穴にシャンプー剤が残って毛穴を詰まらせる原因になります。
9 毛髪は夜10時〜午前2時ごろにもっとも成長します。その成長タイムの前にシャンプーをして頭皮を清潔にしておくと髪の成長により効果的です。
マイナスイオンとは?美髪効果があるの?

空気中に含まれる僅かな電気を帯びた物質(原子・分子)の事を指します。大気中には大きく分けて2種類のイオンがあり、その内の一つがマイナスイオン、もう一つがプラスイオンと呼ばれています。

正直、マイナスイオンは科学的に解明されていない事がまだまだたくさんあります。ただし生体に対する効果(例えばリラックス効果や様々な病気の症状の軽減)に対する効果などは実験で確認されています。

美容で関係してくる事と言えば、血行促進効果、美肌効果、消臭効果、吸着効果、清潔効果などがあります。

マイナスイオンドライヤーについて

リプリゼントで使用しているドライヤーは、すべてマイナスイオンドライヤーを使用していますが、マイナスイオン機能がないものとの比較では、格段にサラサラ感、ツヤツヤ感がでていることが実感できてます。マイナスイオンドライヤーは簡単に言うと「風のビタミン!!」

空気中に発生させたマイナスイオンは、皮膚から人体に働きかけ、神経やホルモンの働きを促進させます。この働きにより、血液を浄化し、新陳代謝を促す事になります。さらに乾燥を避け、髪に負担をかけません。

またマイナスイオンは、微粒子なので髪に入りやすい状態になっています。その結果パーマやカラーの時間が短縮でき、髪への負担が軽減します。

シャンプーはどんなものを使えばいいの?

カラー毛は、色持ちの事も考え、カラー専用のシャンプー、トリートメントを使う方がいいでしょう。普通のシャンプー剤には、カラーの色味までも洗い出してしまう成分が、含まれているためカラー専用シャンプーを使用する方が色が長持ちし、カラーによってはパサ付きのある髪もうるおいを与えながら洗浄してくれます。

カラー後の毛髪は、アルカリ性に傾きキューティクルが開いた状態になっているので、これを防ぐにはキューティクルをひきしめ、閉じさせる事が重要なのです。そのために[reprizent]では、カラー後は専用トリートメントでケアしてあげる事をオススメしています。パーマ後にはパーマ専用トリートメントもオススメです。